ワイズメンズクラブとは
ワイズメンズクラブは1922年に Paul William Alexander 氏によって米国オハイオ州で誕生して以来、世界各国で数々の奉仕活動を展開してきました。
日本では1932年6月に日本区が設立され、84年の歴史を誇っています。
1997年に、日本区は東日本区と西日本区の2つの区となりそれぞれにワイズメン活動を行っています。
現在、西日本区では83クラブ1,530名が、世界では1,486クラブ26,542名の会員が様々な活動を展開しています。(2015年8月1日現在)
以下にワイズメンズクラブの綱領と目的、私達の活動プログラムを紹介します。
[綱領と目的]
ワイズメンズクラブ国際協会は、イエスキリストの教えに基づき、相互理解と敬愛の思いに結ばれて、あらゆる信仰の人々が宗教信条の相違を越えて、ともに働く世界的友好団体であり、YMCAに対する忠誠心をともにしつつ、活発な奉仕活動を通じてリーダーシップを開発し、助長し、提供して、全人類の為よりよい世界を築くべく尽力するものである。
・ 個人的にもまた協同のわざとしても、その奉仕活動を通じてYMCAの活動を支援する。
・ その他ワイズメンにふさわしい団体を支援する。
・ 地域社会や国際的な問題にかかわり、一党一派に偏しない正義をたえず追求する。
・ 宗教・社会・経済・地域・国際などの諸問題について会員を啓発し、これに積極的に参加連帯させる。
・ 健全な交友関係をつくり出す。
ワイズメンズクラブは次のような事業を行っています。
・ YMCAサービス
YMCAのいろいろな事業に積極的に支援、協力しています。
・ ASF[AlexanderScholarship Fund]
YMCA主事の研修に補助金を出して支援します。
・ IBC[InternationalBrother Club]
海外のワイズメンズクラブとブラザークラブを締結して、国際交流を図ります。
・ YEEP[YouthEducational Exchange Program]
ワイズメンの子弟高校生に留学交換ホームステイを通して異文化を体験させ、将来のYMCAのリーダーを育てます。
・ BF[BrotherhoodFund]
使用済の切手や現金を集めて、ワイズメンズクラブの代表が外国のクラブを訪問したり、大会に出席するための費用に充てるものです。それにより、世界に貢献し得る国際性豊かなリーダーシップの育成に努力しています。
・ CS/TOF[CommunityService/Time Of Fast]
国内外のYMCA及び地域社会に対し奉仕事業を行っています。各クラブも独自に地域社会に対し 奉仕事業を行います。TOF(TimeOf Fast)すなわち断食、又は、食事を質素にして節約したお金や、お年玉年賀は がきの当選切手を集めて、その資金にしています。
・ EMC[Extention,Membership And Conservation]
ワイズメンズクラブの新設や会員の増加、例会出席率向上など、クラブの維持発展のための事業です。
ワイズメンズクラブは次のような会合を持ちます。
・ 例会
原則として会員全員が参加するクラブ例会が毎月行われ、夕食を共にして親睦を図ります。 各界からのゲストを招いた講演会やメンバー同士による勉強会も行われ、その他にも各クラブがそれぞれ有意義なプログラムを企画しています。
・ 部会
西日本区は現在9の部に分かれています。クラブが所属する部単位でメンバーやそのファミリーが一同に会して部会を開き、親睦と研修の場を持ちます。また、部評議会が年数回開かれ、部役員、クラブ会長が集まって、部会の事業の打ち合わせ、役員研修などを行います。
・ 西日本区大会(東日本区大会)
1997年7月から日本区は西日本区と東日本区に分割されました。
西日本区のクラブ数は83で会員数は1,530名です。(2015年8月1日現在)
全国のワイズメンが集まり、さらに海外からの代表も加わり開かれるのが西日本区大会(東日本区大会)です。
毎年6月に年度の締めくくりとして、また次年度に向けての大会を開催します。
そこで同じ志を持つメンバーが親交を深め合います。
大会の前には代議員会が開かれ、協議、予算・決算の議決、役員の選出をおこないます。